レギュF開始以降、アロキュウ構築を取り巻きを変えつつ使ってきた。
アロキュウ・ブリジュラスの構築がトレンドになりつつあり、自分も使用しているのだが、手ごたえを感じつつも対策も厚くなってきているのも事実。
ただ、この2体は相手に意識が向きやすい並びになっていることもあり、
そこに対策を厚くした選出をされることが多いので、逆手に取って選出誘導から
しばき上げることで勝ちにつなげることができそうな気がする。
◎アロキュウ・ブリジュラスの基本
①初手から出して、この2体で荒らし、ラス1でスイープする。
or
②初手にこの2体への対策枠を倒して、アロキュウ・ブリを通す。
①:基本は積みエース。物理だとカイリュー・ツキ・ラオス・オーガポン、特殊はカミ、ドクガ、ガモスあたりが候補。
②:挑発カミやイーユイ、サーフゴーを呼びやすいので、チョッキカイリューで対面処理し、裏もしんそくで削ることで1.5体を持っていく。
◎アロキュウ・ブリが苦手な相手
①アロキュウが壁を貼る前に突破してしまう。
⇒スカーフイーユイ、メガネor挑発カミ、スカーフサーフゴー、他に速い挑発もち。下からアンコールされる分には即ブリジュラス引きで持久力発動でまだ何とかできなくもない。
②ブリジュラスを通せない。
メインウェポンがボディプレスになるので、格闘半減・無効がきつい。半減は壁下で持久力積んで無理やり突破できなくもない。鋼(アイへorヘビボン)が通らない相手もきつい。ということでラス1イダイトウはマジで無理。コノヨザルも同じ理由で厳しいが、後発からくることはあまりないので、アロキュウと@1で何とかする。
先発の高速特殊アタッカー(鋼、炎、岩)、後発の格闘・鋼耐性持ちへの対策は必須。チョッキカイリューは特殊アタッカーを一致抜群でも耐え、返しの一撃+神速で数的有利に持っていけるので、かなり適任。ちなみに物理だと炎オーガポンも来やすいが、これも地震+神速でだいたい突破可能。チョッキカイリューのいいところはアロキュウ・ブリ以外と組んでも腐らないので、基本はコン・ブリ・カイでいいかな。ただし、このカイリューだと積みエースになれないのは難点。
◎裏という名の表選出
チョッキカイリュー+残りの3枠で選出してもある程度やれるように組みたい。ただブリジュラスもアロキュウも単体で出してもそこまで弱いわけではないので、4匹でまとめることにこだわりすぎる必要はないが、基本的に相手の選出に少なくともどちらか片方には強いポケモンがいると考えた方がいいので、そこはしっかり考慮する必要がある。
あとはコン・ブリ@1に入る可能性もあるので、積みエースとしても使えるポケモンも1体は入れておきたい。
さあどうするか?
◎ランドロスの型変更
サーフゴーの枠をブリジュラスに変えることから今月は始まり、ランドロスは継続。まずは特に考えず同じ型を使っていた。いかくやちょうはつでコン・ブリにつなぐ動き自体そこまで悪くないが、ブリにステロを入れていることもあり、役割がかぶり気味となっていた。ブリのステロをでんじはに変えるか、攻撃技の枠を増やす選択も考えたが、ブリ単体で選出するときにステロはあった方がいいので、ランドの型を変えることにする。
対戦していて感じたのが、ランドが後攻とんぼするより、ブリ・コンで受ける方が動きとして強いことが多かったので、ランドをオボンからスカーフに変え、アタッカー運用することにした。そうすることで、スカーフ以外のラオスやオーガポン、パオの上を取り、いかく込みでブリで受ける、余裕を持って壁を貼る動きになり、ブリ・コンも生かせると考える。
また、いかくと絡めることでチョッキカイリューが物理・特殊どちらも受けることができ、クッション的な役割を果たすことができるようになるので、裏選出でも使えそうである。
◎残り2枠を考える
求める要素をまずはピックアップする。
①特殊アタッカー:キュウコンの火力が抜群とれないと壊滅的なので、必須。
②重いポケモン・並び:ここまでの並びがアロキュウ、ブリ、カイ、ランド。受け系統への崩しに乏しいので、崩しが必要。ママンボウを始めとしたサイクル対策も欲しい。胞子や麻痺もいやだなぁ。
③積アタッカー:崩し兼壁展開の相棒として入れたい。
ここの2枠は実際に潜りながら試行錯誤になりそう。